学生生活
在学生・卒業生からのメッセージ

助産学科藤田 雅弓さん (14期生)

努力や学びを自分の力に代えて
目指す助産師像へ向かう日々

小児科勤務の看護師を経て、本校に入学しました。働きながらの受験勉強はとてもつらかったのですが、このときに学んだ基礎があったからこそ、助産学科でより深く学ぶことができたと実感しています。また先生方の手厚いサポートにも助けていただきました。心が折れそうになったときなどていねいに話を聞き、客観的なアドバイスをくださるので、自分の中で悩みや考えを整理することができます。1年間は短く、学ぶべきことはたくさん。でも、努力したことは必ず自分の力になるはず。将来、助産師として成長していくために必要な、大切な1年間です。

助産学科澁谷 京香さん (14期生)

助産の現場を多様に経験できるから
視野は絶対に広がります!

生まれ育った京都で助産師として働きたかったこと。複数の実習施設で学べ、さまざまな経験をしながら助産の実際を知ることができると思ったこと。本校入学を決めた理由です。実際に入学してみると、クラスには看護師経験のある学生と現役生がほぼ半数ずつ。多様な経験をもつ個性あふれる仲間たちと学ぶことで、同じ夢に向かってともに刺激しあうことができます。助産の現場で役立つ知識や技能を習得するだけでなく、出産にゆかりの深い大原神社(京都府福知山市)参拝も印象的な授業のひとつ。そこで授かった「産婆守」を身につけて実習に臨みました。

助産学科渡邉 あすかさん (2021年度卒業)

1年間に学んだすべてが
助産師としての現在の力に

もともと看護師としてNICUに勤務して出産に立ち会うこともあり、奇跡的な瞬間に立ち会える素晴らしい仕事だと強く感じていました。専門的な知識を身につけて母児により充実したケアができるようにと思ったことも、本校への入学につながりました。在校中、とくに印象に残っている授業は助産実習です。実習前には何度も練習したのに、いざ現場で産婦さんを目の前にすると練習とのあまりの違いに圧倒されてしまいました。でも教員や指導者がそばについてくださっていて、安心して実習できたことを覚えています。分娩介助記録を細かく添削してくださることで、ひとつの分娩介助からの学びが濃いものになりました。それは、NICUに勤務しながら分娩介助にも携わる現在の仕事に大きく役立っています。

看護学科(3年課程)武藤 千和さん (23期生)

人として、看護師として
豊かに成長できる学校です!!

医療の仕事に興味があり、自分に何ができるか考えたとき、看護師の資格を取得したいという目標が生まれました。本校では学ぶべきことが多く、計画的な勉強が必要です。毎日朝から夕方まで授業がびっしりで「しんどいな」と思うこともありますが、できなかったことができるようになると本当にうれしくて、「次も頑張ろう」という意欲が生まれます。クラスには社会人経験を持つ人がいて、グループワークのときなど安心感があるのもうれしい点。患者さんの気持ちに寄り添える看護師を目指して、必要な知識と技術の習得に取り組んでいます。

看護学科(3年課程)北尾 翔利さん (23期生)

人の命を預かるという
責任感をしっかり身につけたい

本校には姉や高校の先輩が在学しており、話を聞いていたことが学校選びの大きな決め手になりました。大学に行くより1年早い3年で看護師免許を取得できることもポイントでした。1年目の授業は基礎課程ですが、学ぶことの多さと大変さに直面。でも、先生方が学生一人ひとりに合わせて細かく丁寧に指導してくださるので、不安はすぐに払拭されました。看護師という人の生命を預かる職業には、覚悟と責任が必要だと考えています。忙しくて、でもとても楽しい学校生活の中で、責任感は身につきつつあると実感しています。

看護学科(3年課程)奥村 志穂さん(2020年度卒業)

実習の際に教員からかけられた言葉が
今も私の仕事の支えに

子どもの頃、病院で出会った看護師さんを見て、なんてかっこよく、人の役に立つ仕事なんだろうと思ったことを覚えています。本校入学を決めたきっかけのひとつが学校見学です。教員が学生の話を親身になって聞いている場面を見かけ、この学校なら学生に寄り添った指導を受けられるのではと思ったのです。実習の際、とても緊張していた私に、教員が「とりあえずやってみなさい」と声を掛けてくださったことがあります。事前に私が何度も練習し、勉強していたことを知ってくれていたのです。「とりあえずやってみよう」「まずは動こう」という考えは、今の私の支えになっています。ひとつの考えに偏らず柔軟に物事を考え、広い視野で患者さんのためにできることを考える。本校での大切な学びのひとつです。

看護学科(3年課程)田中 璃乃さん(2020年度卒業)

看護師としての基礎の部分は
学校でのすべての経験からできている

現在担当しているのは、術後管理を中心にした周術期の看護です。厳重な術後管理が必要で急変リスクの高い患者さんが多く、気の抜けない現場です。それだけに、大きな手術を乗り越えて元気に退院していかれる姿を見るたびに、大きなやりがいを感じます。実習や国家試験の勉強をみんなで励ましあって頑張ったこと、いろいろなことに疑問を持つ私の性格を先生に肯定していただけたこと、実習でたくさんのことを体験し自主と自律の心を養えたこと、学校でのすべての経験が、看護師としての私の基礎をつくってくれました。今は忙しい病棟での勤務についていくことに必死ですが、後輩もできて頼られることも増えました。責任は重いですが、学校での学びを糧に、この仕事をずっと続けていきたいと思っています。

看護学科(3年課程)井上 純嘉さん (23期生)

図書室、自習室、真摯に向き合う先生方
充実した学習環境は大きな魅力

1年次では座学が中心ですが、やるべきこと、学ぶべきことが本当にたくさんあります。課題やテストに対してもしっかり勉強して臨む必要があるため、高校生の頃と比べると自主的に勉強することが習慣化しました。そんな私がいつもお世話になっているのが、図書室と自習室。図書室には司書さんが常駐されていて、勉強で行き詰まったときなど悩みにぴったりの本を紹介してくださいます。DVDも視聴できるので、教科書の文字だけではわからないことを目で見て学ぶことができます。また、自習室に残って勉強して帰宅するとき、教員が「頑張っているね」と声を掛けてくださることが多く、きちんと見てくれているのだなとうれしくなります。将来の目標は、家族・女性・地域に寄り添う助産師になることです。そのために課題や試験勉強に、今から真剣に取り組んでいます。

看護学科(3年課程)納戸 由希子さん(23期生)

まったくの畑違いだけど
「看護師になりたい」気持ちが勝ちました

看護師になろうと考えたのは、家族が新型コロナにかかったことがきっかけでした。症状の重さを目の当たりにしながら、自分の無力さを痛感しました。航空会社の地上勤務、企業での秘書からの看護学校入学です。理系の勉強は高校以来。受験時も今も勉強は本当に大変ですが、「看護師になりたい」という意志が勝っていたようです。学びと経験を重ね、誰かに必要とされ、「いてくれてよかった」と言ってもらえるような看護師を目指します。

看護学科(3年課程)宮嶋 胤気さん(23期生)

安定した前職からの転身は大きな挑戦
それは自分自身の成長にもつながります

前職は銀行勤務です。利益重視ではなく、もっと誰かのためになる仕事をしたいと考えるようになり、学生時代に精神的に救われた看護師を目指すことを決めました。とても大きな挑戦でしたが、これをきっかけに、さまざまなことに対して積極的に真摯に向き合うことができるようになったと実感しています。今はまだ看護師へ向かう道の第一歩を踏み出したばかりで、学ぶことは多いですが、年齢の離れた仲間との日々は楽しいです。