学生生活
在学生・卒業生からのメッセージ

助産学科三浦 晴花(16期生)

知識や技術はもちろん
人として成長できるすべては、ここに

助産師を養成する学校はたくさんありますが、本校の何よりの魅力は、人として成長できること。多くの学校のオープンキャンパスに足を運びましたが、先生方が生徒を思う熱量が、ほかのどの学校よりすごいと実感しました。当時の在校生の「ここの先生はしっかりと学生と向き合ってくれる」という生の声も入学を後押ししてくれました。助産学科では、看護基礎教育と比べて学習内容が一段と専門的になり、実習でも自身の責任が大きくなります。でも先生方の手厚いサポートで助けてくださるので安心です。さまざまな施設での実習をとおして多様な病院や指導者、価値観に出合い、知識や技術だけでなく人として成長していける学校だと思います。

助産学科橋本 麗那(16期生)

助産師としての価値観や役割を
ひとつひとつの授業が教えてくれます

本校の大きな魅力は、医師会の運営だからこその実習施設の豊富さと、さまざまな外部講師による授業。さまざまな価値観に触れ、助産師の幅広い役割や期待される活躍を学ぶことができます。実際に開業している助産師の方の講義では、助産師にできること、やらなければならないことなどのお話を聞き、助産師はただお産を手伝うだけではないことを知りました。分娩介助実習で、初めて、実際の機器類や産婦さん、生まれ出てこようとする児を目の前にしたときの緊張感を、今でも忘れられません。助産学科の1年間は濃く忙しく、きっとあっという間です。でも助産師の道は常に学びであふれています。ここでの学びを活かしながら、さらに修練を重ねていきたいです。

助産学科新井 杏佳(2024年卒業)

京都民医連中央病院 勤務

1年間の努力や学びが
助産師としてのスタートの支えに

姉の出産に接し、ママたちの手助けをしたいと強く思ったのが助産師を目指したきっかけです。助産学科の授業内容はとても濃く、座学も実習も朝から夕方までみっちり。でも教員や指導者が一緒に調べてくださったり、丁寧に振り返りをしてくださったりしたおかげで、安心して取り組めたと思います。今、助産師としてはまだまだスタートラインに立ったばかり。褥婦さんの質問に答えられず、自分の未熟さにつらく感じることもあります。半面、できることが増え、自分で考え、そして患者さんと関わる、そのようなことができるようになってきました。就職についても、先輩方の体験談がとても役立ちました。

看護学科枝木 裕紀人(24期生)

急性期や救急の現場で活躍する
目指す看護師像に向けて、着々と成長中!

小学生の頃から看護師という職業に興味を持っていました。自宅から近いこともあり、SNSなどWEB上の情報だけでなく実際に学校に足を運び、自分の目で学校の雰囲気を確かめられたのはよかったです。さまざまな科目や授業がある中で「災害看護」の授業が印象に残っています。想定外のことが起こる現場で安全な看護を提供する方法や、災害後の精神的なケアを学びました。将来の目標は、急性期や救急救命の分野で働くことです。自分の考えを聞いてくれた上で一緒に考え、助言をくださる先生方の指導をとおして、そのために必要な、いろいろな物事に対するリスクや、それに対応する具体策や根拠を考える力が身についていっていると実感しています。

看護学科中間 さくら(24期生)

悩みに気づき、寄り添うこと
日々、看護の基礎を学んでいます

本校は病院に付属する学校ではありません。つまり、実習先や就職先の幅が広いということ。歴史のある学校なので、実習先、就職先で多くの先輩が活躍しているのも魅力です。授業では、不安や緊張が大きい実習時に、先生や友人が悩みに気づき、寄り添い、助言してくれました。それらを通じて、患者さんの気持ちに寄り添い、それぞれに合った援助を考えるという、看護の基本を学ぶことができたと思います。本校では1年次から国試対策が行われます。目指す看護師像に向けて、まずは国試合格が目標です。その後は助産師を目指し進学を検討しています。

看護学科星野 貴志(24期生)

年齢や男女の隔てなく切磋琢磨
仲間とともに壁を乗り越えていく

家族の病気をきっかけに看護の道を志し、社会人を経て本校に入学しました。受験時は忙しく働いていた時期だったので、WEB出願できる入試制度がとてもありがたかったです。現役生だけでなく、私のような社会人経験者、家庭を持っている人など、クラスには多様なバックボーンを持つ仲間がいます。距離感も近く、年齢や男女の隔てなくさまざまなことを協働し、切磋琢磨できる関係を築けるのは本校ならではです。患者さんの命にかかわる職を目指す以上、厳しいことや苦しいこともたくさんありますが、丁寧な指導で寄り添ってくださる先生方やクラスの仲間とともに、知識や技術はもちろん看護師に必要な思考や意識を身につけられるよう日々取り組んでいます。

看護学科樽角 直行 (2021年卒業)

卒業後、大学病院勤務

仲間や先生に支えられて得た資格、知識、出会い、
すべては一生もの

私はもともと介護福祉士として働いており、看護師と一緒に仕事をする中でその職に興味を持ちました。社会人を経ていることもあり、3年で看護師資格を取得できる本校に入学しました。現在は病棟看護師として、傷の処置や手術前後の処置、ADL介助などに当たっています。学校では、友だちとお互いに助け合って実習を乗り切り、国試前には教え合いながら勉強しました。いつでも質問や相談に応えてくださる先生方の存在もありがたかったです。看護師は資格としても魅力的ですが、取得までの過程で得られる知識、友人との出会いも一生ものになりますよ。

看護学科石橋 佑真 (2021年卒業)

宇治おうばく病院 勤務

協力し合い、成し遂げること学校での学びは
チーム医療に生きている

命を扱う医療の仕事に興味があり目指した、看護師。実習体制の充実と学費面のメリットに魅力を感じ、本校入学を決意しました。私が勤務する精神科は特有で、結果が見えるまで時間がかかることも多く、つらく感じることもあります。でも、さまざまな看護業務に携わる中、成功・失敗にかかわらず実践から見えてくる結果に対してさらに改善を求め、病棟スタッフとともに看護プランを試行錯誤することには、とてもやりがいを感じます。医療はチームワークです。全員でひとつのことを成し遂げる難しさ、協力することの大切さを学んだ本校での日々は、宝物です。