学校案内
学校紹介

挨拶

 本校は、2020年に創立100周年を迎え、その歴史と伝統を礎に、確かな看護力を有する助産師・看護師の育成を目指して、日々邁進しています。また数多くの医療現場において、本校卒業生が温かな看護の心と使命感、確かな技術力をもって活躍しており、その社会的貢献が大きく評価されています。
 超高齢社会を迎え、医療現場では、終末期医療や在宅看取りなど在宅ケアの充実が求められ、助産師や看護師へのニーズは、病院だけではなく、福祉・介護施設や老人ホーム、訪問看護などの分野に拡大されており、助産師や看護師には、国民の健康をチーム医療の一員として支える役割とあわせて、地域医療の最前線における活躍に大きな期待が寄せられています。
 医療は、日々進歩し進展しています。看護においても、それらの新しい知識・技術を確実に身につけるとともに、これまで以上に「人間愛にあふれる温かな看護の心」を育むことが重要となっています。本校では、【新カリキュラム】による幅広い分野にわたる講義や実習、充実した施設・設備を活用した演習等によって確かな看護力を養いながら、様々な学校行事やキャンパスライフを通して人間力を高めていただきたいと考えています。
 看護の道を目指される皆さん、一人ひとりの想いを大切に、その「夢」の実現に向けて、教職員一同、全力でサポートしてまいります。皆さんのご入学を心からお待ちしています。

校長 松井 道宣(京都府医師会会長)

学校案内

教育理念・教育目標

本校は、地域で暮らす人々の生命と健康と暮らしを守るために慈愛・知性・勇気を基盤とした教育を実践します。

慈愛とは、人間愛をさします。
知性とは、看護に必要な知識・技術をさします。
勇気とは、自ら考え高い倫理観と責任をもって行動することをさします。

慈愛・知性・勇気を基盤に生命の尊厳と人権を尊重できる感性豊かな人間性と専門職業人としての倫理観を養い、科学的な根拠に基づいた判断力・問題解決能力・実践能力を育みます。
また、地域住民から託され本校に根づいた3本のナギ(梛)の木の苗のように看護に必要な根を本校でしっかりとはりめぐらし、地域社会に貢献できる看護職者を地域に根づかせることができるよう、保健、医療、福祉分野との協働、保健医療福祉チームの一員として、多職種と連携・協働できる能力を養います。加えて、凪のように穏やかな心を持ちながらもナギの葉のような強靭な心でもって専門職業人としての資質向上を目指し、生涯にわたり自己研鑽できる人材を育成します。

学校の沿革

1920年(大正9年)11月
看護学講習会(6ヶ月)開設、本校の始まり


1921年(大正10年)4月
知事認可により、京都市医師会附属看護婦学校開設


1925年(大正14年)12月
産婆科認可、京都市医師会附属産婆看護婦学校と改称


1942年(昭和17年)12月
国民医療法による府医師会の設立により、京都府医師会附属産婆看護婦学校と改称


1947年(昭和22年)11月
社団法人京都府医師会設立に伴い、京都府医師会助産婦看護婦学校と改称


1951年(昭和26年)10月
新看護婦制度の発足に伴い、京都府医師会准看護婦学校として再出発


1973年(昭和48年)4月
新校舎竣工、中京区壬生東高田町に移転


1974年(昭和49年)4月
厚生大臣指定と知事認可を受け、京都府医師会高等看護学校を同場所に開設


1978年(昭和53年)4月
併設の両校を統一、京都府医師会看護専門学校と改称し、准看護科と看護科(看護第二学科)を設置


1993年(平成5年)4月
准看護科・看護科ともに、男女共学制を実施


1994年(平成6年)4月
准看護科春組・秋組入学試験を一本化し、秋組入学試験を廃止


1995年(平成7年)4月
看護第一学科(全日制)を新設


1995年(平成7年)6月
新校舎竣工に伴い、山科区椥辻西浦町に移転


2000年(平成12年)3月
看護第二学科(定時制)の募集停止


2000年(平成12年)4月
3年課程を新設、カリキュラムの拡充


2002年(平成14年)3月
看護第二学科26期生卒業し2年課程定時制閉校となる


2006年(平成18年)4月
3年課程2学級、2年課程2学級、准看護科2学級となる


2009年(平成21年)4月
助産学科を新設


2015年(平成27年)2月
3年課程・2年課程、職業実践専門課程として認可


2017年(平成29年)4月
准看護科1学級減


2018年(平成30年)4月
2年課程1学級減


2019年(平成31年)1月
助産学科、「キャリア形成促進プログラム」として認定


2021年(令和3年)3月
准看護科の募集停止


2022年(令和4年)3月
2年課程の募集停止


2022年(令和4年)3月
准看護科112回生卒業し閉校


2022年(令和4年)4月
助産学科・3年課程のカリキュラム改正


2023年(令和5年)3月
2年課程27期生卒業し閉課程